【NBA/アメリカ観光】ロサンゼルス在住が語るアメリカのバスケの魅力とは!
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こんにちは、ダンナです。
と思ったことはいくつかあるのですが、個人的なNo.1はこちらです。
スポーツ観戦が楽しすぎる!!!
アメリカ4大スポーツと呼ばれる野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、アイスホッケーに加え、ゴルフ、テニス、ソフトボールなど、スポーツの種類とその質では向かうところ敵なしといってもいいでしょう。
その中でも、アメリカ第2の都市であるLAは4大スポーツのプロ球団が2球団ずつある、控えめに言ってもスポーツ観戦パラダイスです。控えめに言わなかったときの表現は思い浮かびません。
その中でも、過去10年ほど自分がプレーし、過去に当ブログでも紹介したように、もはや愛している?といえる大谷翔平の野球を差し置いて、私をトリコにしちゃったスポーツがございます。
aroundthecorner.hatenablog.com
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タイトルに書きながら、ここまで引っ張りました。
そう、今回ご紹介したいスポーツはアメリカのプロバスケットボール(NBA)です。
最近は、ドラフト1巡目で八村塁選手が大活躍していることや渡邊 雄太選手が活躍していることから、日本国内でもかなり注目度が上がっているのではと思います。
今回の記事では、観れるときには連戦で競技場で観戦し、最近は寝ても覚めてもNBAのことを考えている私からNBAの魅力を厳選して3つ、熱く語りたいと思います。
アメリカのプロバスケットボール(NBA)の魅力
息をつく暇もない圧倒的なスピードと緊張感
これはバスケットボールの特徴でもあるかもしれません。
とにかく試合の展開が恐ろしく早いスポーツです。
1試合は12分✕4回の48分なのですが、両チーム通常120点前後、点の取り合いになる試合では150点近く点が入ることも珍しくありません。
ざっくり、
120点✕2チーム➗48分間=5点/分で、1分間あたりに5点の計算です。
要は、ラスト3分の段階で、124対110で余裕で勝っていても、124対125で勝敗が逆転している可能性があるということです。流石にここまで終盤でこれほどの大逆転はなかなか観られるものではありませんが、3分間で10点差がひっくり返ることなんて言うのはザラにあります。
感覚的に15点差くらいであれば、ラスト3分でも気が抜けない点数だという感覚です。
ですので、勝ってても負けていても常に目が離せず、かじりつくように試合を、観ちゃうわけですね。
映画で例えると、僕の大好きなダイハードみたいといえるでしょう。
アクションシーンがたくさんあって最初から最後まで目が離せないし、最後は最後でもうだめーとハラハラしながら結局ハッピーに終わるという、感じでしょうか。(贔屓のチームが勝った場合ですが。。。)
プレイヤーたちの超人ぶりと涙なしでは語れない過去
NBAの選手たちほどわかりやすくスーパーマンな人はいないのではないでしょうか。
平均身長198センチ、平均体重99.5Kgの怪物が跳び回る姿はもはや地球のものとは思えません。
それでいて優しいタッチで3ポイントシュートをバシバシ決めちゃうわけですから、進撃の巨人の巨人たちが、遠隔から銃で撃ってきて、しかもそれがめっちゃ高確率!って感じですね。人類は諦める他ありません。
で、そんな巨人たちの大半は黒人の方たちです。74.4%が黒人というデータもあるみたいです。
当然一概には言えませんが、黒人の方たちは貧しい人も多く、選手達が子供の頃は日本では考えられないくらい貧しい環境で育った人たちも多くいるわけです。
NBAのキングこと、レブロンジェームズはおよそ40億円を稼いでいますが、かなり壮絶な過去を持っている選手で、子供の頃は生まれたときから片親で16歳のときに出産した母の母子家庭で育ったそうです。低所得者用のアパートを何度も追い出され、4年間で10何箇所も住む場所を転々としたほどの貧困層でした。当時はどうして自分がこんな目にと思ったそうですが、バスケの才能が認められ、コーチの家に住み込み、今の成功があるとのことです。
そのような辛い過去を経験したからこそ、お金がある今では地元に学校を建設し、無料で授業が受けられるようにと世のためになる活動にも力を注いでいます。
こういた幼い頃に大変な思いをした選手たちが、努力して、バスケで才能を発揮してスターダムをのし上がっていくというのは、まさにアメリカンドリームだなあと思うわけで、応援にも一層力が入りますよね。
NBA30チームの各球団の緻密なビジネス戦略
NBAという組織と各チームの戦略がものすごく面白いのです。
簡単に言うと、30チーム全球団が勝てる確率をできる限り均等化するための緻密なルールがあり、そのルールの中で各チームが戦略を練り、選手をマネジメントするので、次にフロントがどう動くのか、でその動きがどうチームに影響するのかを考えるのですがこれがビジネスを考えるような感じで非常に楽しいのです。
データに基づいて、野球のチーム作りをしたマネーボール的な世界ですね。
ルールについては、私もまだまだ勉強中なのですが、とても感心したのがサラリーキャップという制度。
ざっくりいうと、各球団ごとに選手のために使わなければいけない最低の年俸と最高の年俸が決めっているのです。最高の金額を上回る場合には、高額な贅沢税を払わなければいけないという制度になっているので、球団ごとに大幅に選手に使っている金額が異なるということがないようになっています。
これってかなり画期的なことだと思っていて、例えば日本のプロ野球を例に取ってみると、1位のソフトバンクの年俸総額が55億円、2位の巨人が52億円、3位以降すべての球団は35億円以下で、12位の中日が23億円です。それで最終的には、ソフトバンク対巨人の日本シリーズとなり、ソフトバンクが優勝したわけです。
正直言って、これってフェアじゃないですし、お金を払ってチームを強くする戦略が通ってしまったら戦略じゃなくて結局金かよ、って思いませんか?
お金が高いがものすごい教え方の上手な先生がいる有名な塾に通っている生徒と、地元の寺子屋みたいな塾に通っている生徒で受験を戦っているような感覚でしょう。寺子屋で勉強しても頑張ればなんとかなる、のは事実かもしれませんが、有名な塾にいったほうがどう考えても捗るよね、ということです。
対してNBAは1位がポートランドの$138ミリオンで、12チームが$130ミリオン超え、24チームが$120ミリオン超えで、30位が$110ミリオンのニューヨークです。正直、お金さえ出せば選手が取れるわけでないので、完璧に平らにならないのは仕方ないとし、ばらつきがかなり少ないと思いませんか。
払える金額が決まっているということは、年俸が高いスター選手を獲得するためには、相応の年俸の選手、もしくは複数の選手を放出しなくてはいけません。なので、チームの戦略にマッチした選手は残し、マッチしない選手は放出して、マッチする選手とトレードするなどといった、チームの戦略が出てくるわけですね。この戦略を一緒になって考えたり、トレードの結果がどう出るかを考えるのが楽しいわけです。
おまけ
最後に、私がNBAにハマった大きな理由です。 ユーチューバーのRikutoAFさんです。
NBAについて、情報量たっぷりながらも、ユーモア溢れる動画でいつも楽しませて頂いております。ニューヨークで生まれ育った方なので、アメリカの文化に精通されているのもとても参考になります。
八村選手の活躍をウォッチするだけでなく、Rikutoさんの動画を見て学びながらNBAを観てもらえてば、もっともっと楽しくなると思います。
愛が溢れ出て、長文になってしまいました。。。
今度は、私が贔屓にしているLAのチームについて、書きたいなーと思っています。
最後まで見ていただいた方、お付き合いいただきありがとうございました!