外国人であるということ【コロナパニックのアメリカに住んでいます】
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現在、アメリカでは爆発的に感染者数が増えており、こちらロサンゼルスでも1ヶ月間の外出制限が出ています。日本のニュースでも大きく取り上げられているのでしょうか、日本の家族や友達が心配して連絡してくれました。
以前もロサンゼルスの状況について記事を書きましたが、もはや一日単位で状況が変わってきています。
aroundthecorner.hatenablog.com
外出制限
まず、外出制限。
生活に必要なものの買い出し以外は、基本的に外に出てはいけないというものです。そして外出の際には、人と6フィート(180センチくらい)離れなければなりません。そんなの守れないでしょ?と思っていましたが、実際に警察にお叱りを受けている人もいるようなので、気をつけます・・・
スーパー・ドラッグストア・レストラン(テイクアウトのみ)以外はお店も会社も閉まっていて、街が閑散としています。
スーパー
一時期すっからかんになっていたスーパーですが、現在は品揃えが戻りつつあります。必要なものは十分に手に入るようになりました。
ただし、入り口前で入場制限をかけていて、店内で人が密集しないように対策をとっているので、入店前に多少は待たなければなりません。
屋外
ビーチやトレッキングも閉鎖されたとのこと。さらに、私たちの憩いの場であった、近くの公園のバスケットボールコートまでも、ゴールが外されてしまいバスケができなくなってしまいました。
うちにはお部屋にミニバスケゴールとミニボールがあるのですが、夫が一日に何度も遊ん・・・練習しているのでお家が壊れそうです。笑
会社
会社はというと、在宅ワークに切り替わりました。私たちも夫婦でお家から働いています。せっせと机やら椅子やらテレビやらを動かし、レイアウトを変更して、PCがおける場所を確保し、なんとか快適に仕事ができるように整えることができました。
さて、そんな訳で私たちは元気にやっています。
「外国人」である自分
一方で、これをきっかけに、自分がアメリカにおいて「外国人」であることを実感せざるを得なくなりました。
例えば、
- コロナがきっかけでアジア人差別が激しくなった(これは人種の話ですが)
- 駐在員・留学生などが、自国に帰らなければらなくなった
こうした緊急事態で、まず守るべきはアメリカ市民権を持つ国民という訳です。
そうなると、私たちはどうなるのでしょう・・・?
なにかと不利です
外国人であるということは、不利なことが多いです。
コロナは関係ないですが、例えば何かトラブルに巻き込まれたとき、母国語が英語の人と、私たちの英語では、まぁ勝ち目はないですよね。
仕事においても、会社にビザをサポートしてもらえないとそもそも働けません。それでも雇ってくれる会社というのは限られるし、場合によっては厳しい労働条件を突きつけてくる会社もあるそうです。
外国人は社会的信用度が低いので、お家を買ったり、大きな買い物をするのにローンを組むのも大変らしい。
現実は厳しいなぁ・・・
最後に
もやっとすることもたくさんありますが、アメリカに住んで得られるものはそれ以上だと思っています。
優しくて明るい周りの人たち、大自然、スポーツ・エンターテイメント、ゆるさ(カジュアルさ)、気候(ロサンゼルスの)などなど、今のライフスタイルはこれまで感じたことがないくらいに心地よいのです。
そんな訳で、私たちはここでゆるく頑張りたいと思います。