海外で働くということ【実際に働いてわかった4つの事実】

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私たち夫婦は、結婚してすぐに日本での仕事を辞め、

アメリカ・ロサンゼルスに移住してきました。

 

夫は、日本からアメリカに転職 しています。

私はというと、今のところ無職・・・いえ、専業主婦です。

 

「海外で仕事する」ことに憧れている方も多いかもしれません。

 

私もそうでした。映画「プラダを着た悪魔」が大好きで、

私もこんなかっこいいキャリアウーマンになりたい!と。

 

今、縁あってこうして憧れのアメリカに住んでいますが、

あれ、ニューヨークでしたね!(笑)

雰囲気がロサンゼルスと全然違いました。(笑)

 

さて、今回は夫に協力してもらい、

実際に「海外で仕事をするということ」について

インタビュー形式で進めていきたいと思います。

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海外で働くということ

出典:https://pixabay.com/ja/

 

 

インタビュー 

私:お時間ありがとうございます。よろしくお願いします。

夫:え、そんな感じ?(笑) よろしくお願いします・・・

 

私:まず、日本とアメリカでそれぞれ、どんな職業をされていますか?

夫:職業はSEです。日本でもアメリカでもBtoBで、

  お客様である企業向けにシステムを作っています

 

私:仕事に関する大きな違いはなんですか?

夫:アメリカでは転職を前提に働いている傾向があります。

  キャリアアップとして誰もが転職を繰り返している。

  人の入れ替わりが激しいので、お客様の担当者も変わることが前提だから、

  システム導入後の先のことまで考えていない印象があります。(笑)

 

  あとは、言語の特性もあるかもしれませんが、距離感が近く感じます。

  フランクに名前で読んだり、会話もさっぱりしている

  あんまり、これはなんで?みたい会話はしない気がします。

  細かいことは気にせず、ねちねちしている人がいません。

 

私:労働時間に関する大きな違いはなんですか? 

夫:劇的に短くなりました。基本的に定時に退社しています。

私:仕事量が少ないということでしょうか?

夫:作業時間はあまり変わりません。

  打ち合わせを好まないので、それに割く時間が少ない気がします。

  あとは、個々の裁量に任されている傾向が強いので

  マネジメントも手薄く、その分上司に報告するレポートとかが少ない。

 

私:労働環境に関する違いはありますか?

夫:車通勤のため飲み会がほぼなく、コミュニケーションが少ないですね。

  そもそもお互いが人にあまり気を遣わない。(笑)

 

私:英語力はどれくらい必要ですか?

夫:アメリカの日系企業だと、社内では日本語だったりします。

  もちろんメールや資料は英語で、打ち合わせが

  英語のこともありますが、ペラペラでなくても問題ないかもしれません

  

私:海外で働いみたい方にアドバイスをお願いします。

夫:「海外で働く」と一言にいっても、日系企業で働くと

  日本とさほど違わなかったりします。

  「海外で何がしたいか?」「なぜ海外なのか?」を

  きちんと整理して、方向性を決めた方がいいかと思います。

  

私:なるほど。ありがとうございました!

 

まとめ(4つの事実)

1.  アメリカは転職が前提で、人の入れ替わりが激しい

 (日本では長期的なプランで人材育成していく)

 

2.  アメリカの方が人間関係がさっぱりしている。

 (そもそも英語がフランク、飲み会がない等)

 

3.  バックボーンがバラバラなので、「当たり前」が通用しない

 (日本はみんなまじめで、仕事がしやすい)

 

4.  組織よりも、個人の裁量に依存する

 (その分マネジメントに割く時間が少なく、労働時間が短い)

 

感想

国によって働き方は本当に多様で、

例えば北欧は共働き率がほぼ100%だったり、

ヨーロッパでは長期休暇の取得が義務付けられているので、

2ヶ月丸々お休みという期間があったり。

 

日本は、世界的に見ても長時間働くハードワーカー

位置付けられています。昨今は事情も少しづつ変化していますが、

意識レベルの改革はそう簡単に行えるものではありませんよね。

 

アメリカでも職業によって環境は異なりますし、

一概には言えませんが、やはり特徴としては良くも悪くも

個人主義!

の一言に尽きると思います。(個人的には結構好き!)

 

生活も落ち着いてきたところで、

私もそろそろ仕事をしたくなってきました。

 

私のこれからの経験も、みなさんに共有していきたいと思っています。

まずは就職活動をがんばります!