アメリカで初めて運転免許を取得する方法【実技試験】
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以前の記事で、仮免許取得までの流れ をご説明しました。
一次関門を突破された読者のみなさま、おめでとうございます!
少し時間が経ってしまい恐縮なのですが、
ここからは 実技試験(Behind-the-Wheel Drive Test)のお話です。
※写真はイメージです。
こんな爽快ではなかったなぁ・・・
予約
予約は、DMVのwebから行います。
仮免許証に記載されているナンバー等を打ち込みと予約できます。
直近の予約はできず、1ヶ月以上先になります・・・
持ち物
- 車
- 車のレジストレーション(登録証)
- 車の保険証
- 付添人と運転免許証
- 仮免許証
アメリカでは、車を持参して自分の車でテストを実施します。
レンタカーでも可能だそうです。
付添人というのは、その州の運転免許を保持する人のことです。
(国際免許証があれば不要ですが、一般的に仮免許で運転する場合には
運転免許を保持している人が助手席に乗ってもらう必要があります。)
私のときは付添人の免許証を見せる機会はありませんでしたが、
人によってはきちんと確認されるそうです。
実技試験の流れ
【受付】
DMV内でテストを受けに来た旨を伝え、必要書類を提示します。
その後、指示されたとおりに車をDriving Test Laneに並べて、
中で試験管が車で待機します。(私は30分ほど待ちました。)
【車の動作確認(実際に動かす)】
- 方向指示器(左右)
- ブレーキランプ
- ワイパー
- ハンドシグナル
【車の動作確認(指し示す)】
- デフロスター(霧や霜をとるもの)
- エマージェンシーライト(ハザードランプのこと)
- エマージェンシーブレーキ(ハンドブレーキのこと)
【試験実施】
試験官を助手席に乗せ、指示に従って一般道を走ります。
およそ20分程度で、車線変更・駐車・バックなどを行います。
クリティカルエラー をすると 即失格 なので要注意。
クリティカルエラーは次のようなものです。
- スピード違反
- 交通標識に従わない
- 信号・他車両の無視
- 歩行者の見落とし
- 右折時にバイクレーンに入らない(入らなければなりません!)
- その他危険とみなされる運転
小さいミスは15個まで 許されているので、
とにかくクリティカルエラーを避けることが重要です。
結果通達
試験終了後すぐに、車内で結果を伝えてくれます。
試験管が記入していたチェックリストを見せてもらいながら
指摘点を教えてもらいます。
合格であれば、その日のうちに免許証(仮)をもらいます。
これは紙切れなので、2〜4週間程度で免許証(本)が
郵送されるまでの間、使うものになります。
実際に受けてみて
・・・落ちかけました。
エラーが15個でした。あと1つで不合格。(笑)
かなり緊張していた私、初めの出発のとき、
エンジンをかけ忘れていて
「車が動かない!!!」と騒いでしました。
とにかくクリティカルエラーで一発不合格だけは嫌だ!
と意識して臨んだのですが、運転がスムースじゃないだとか、
速度が遅すぎるとか、細かいエラーをたくさんしてしまったようです。
実は、実技試験に関する噂はいろいろと聞いていて、
人種・性差別があるだとか、意地悪な人がいるだとか、
1〜2回テストに落ちるだとか・・・
恐る恐るだったのですが、実際に受けてみた感想は
とても公平だったということ。
指摘事項は納得のいくものでしたし、
一番最後に試験官がエラーの数を数え終わるまで
合格・不合格を把握していなかったので、
「こいつは落としてやろう」というのはなさそうな印象です。
州やDMVの場所によっても事情が異なるようなのですが、
みなさんも噂に踊らされずに、頑張ってくださいね!