アメリカで初めて運転免許を取得する方法【申請から筆記試験まで】
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車社会のアメリカでは、運転免許証がないと生きてゆけません。
あると身分証明にもなるので、なにかと便利です。
日本では運転免許取得した日から一度たりとも
ハンドルを握っていない私ですが・・・
重い腰をあげたスーパーペーパードライバーが、
なんとかアメリカで運転免許が取得できた話をまとめました。
今回はアメリカの運転免許に関する概要と、
申請〜筆記試験(仮免許取得)までになります。
概要
【国際免許証でも運転はできる】
国際免許証があれば、もちろんアメリカで運転できます。
しかし「その州に居住する人は、◯◯日以内にその州の発行する
運転免許証の申請を行う必要がある」と法律で定められています。
州によって異なるのですが、カリフォルニアだと10日以内です。
この期間での取得は不可能なので(そもそも試験の予約が取れない)、
とにかく申請だけでもすみやかにしてしまうのが賢明でしょう。
【教習所がない】
日本のような教習所はありませんので、試験に合格さえすれば、
免許取得できます!試験に向けて、多くの人は仮免許を取得後、
運転免許を持つ家族や友達に同乗してもらい練習します。
【料金が安い】
教習所がないので、料金がはるかに安くすみます。
カリフォルニア州では 35ドルでした。
さて、上記を踏まえ、免許取得までの流れを見ていきましょう。
申請
まずお近くのDMV(Department of Motor Vehcle)に行きましょう。
DMVは、日本の免許センターのような役割を果たしており、
免許に関する申請や試験などを行う場所です。
常に長蛇の列ができる
ことで有名ですので、そのつもりでいましょう。
もちろん予約も可能なのですが、多くのDMVでは少なくとも
直近1ヶ月は予約が取れませんので、待ちを覚悟でも行った方が
よいと思います。
DMVにて、下記書類を渡します。
- パスポート
- I-94
- ビザ
- ソーシャル・セキュリティ・ナンバー
- 住所証明(アパートの契約書を持って行きました)
- アプリケーション
住所証明はマストでした。DMVによっても異なるようなので、
きちんとホームページを確認した方がよいでしょう。
アプリケーションは、ホームページからダウンロードして
事前に埋めてもいいですし、当日、DMVに置いてある
アプリーケーションに記入しても大丈夫です。
筆記試験(仮免許)
申請の際に、筆記試験(knowledge test)を今日受けるかと
聞かれるので、yesと答えればすぐにテストを受けられます。
筆記試験は、DMVの中に置いてあるPC上で行います。
時間は15分程度、全36問で30問くらい取れれば合格です。
試験は、言語選択できるので日本語でも受験可能です。
その場合、英語の標識を理解できているかを確認するために
英語標識のみの別のテストを受験する必要がありますが、
超簡単です。(「must turn right」の意味など。)
これを知らなかった私たちは、DMVの方にもう一個テストを
受けなければならない、と言われて困惑。
夫:"Really? Agin?"
DMV:"Yes. One more time."
夫:"Really???"
DMV:"Yes!"
夫:"What? Really???"
というやり取りを繰り返していておもしろかった(笑)
(私はまだ試験中)
幸い、夫も私もその日に合格することができました。
勉強時間は、DMVの列に並んでいる時間はおよそ1時間程度。
勉強方法は、DMVのホームページに載っているDMV hand bookを
確認すること。日本語もちゃんとあります。
筆記試験に合格すると、その日中に仮免許を取得できます。
いかがでしたか?長くなりましたので、
実技試験については、次回の記事にまとめることにします。
そういえば、車への関心が一ミリもなかった私。
毎日のように運転するようになってから、かわいい車が
走っているのを見つける度に「あの車が欲しい!」なんて
思うようになるから、不思議なものです。
今は洋服やバッグよりも車が欲しいな、なんて思ったり。
(って、買い物の大きさが違いますよ!)