ソーシャル・セキュリティ・ナンバーとは?住所が決まっていなくても取れます!
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今回は、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーに焦点を当てて
取得に関する情報をまとめてみました。
ソーシャル・セキュリティ・ナンバーとは
社会保障局が個人に対して発行する9桁の番号のことです。(以下、ソーシャル)
日本のマイナンバーのようなイメージですが、戸籍が存在しないアメリカでは
社会保障を受け取るために必要であるだけでなく、
納税の管理や、IDとして各種手続きにも必要になってきます。
ソーシャルを獲得すると、その番号が記載されたカードが発行されるので
大切に保管しておきます。
多くの場合、番号さえ覚えておけば様々な手続きが可能ですので、
まずは番号取得することが第一歩です!
取得方法
ソーシャルの発行を行っているオフィスである
ソーシャル・セキュリティ・アドミニストレーションというのが
各地域にあるので、お近くのオフィスに行って取得の申請します。
開館時間はどこも平日の9時〜4時まで。(水曜日は午前のみ)
予約は必要ありません。
時間帯によっては混むらしいですが、私が何度か行った際には、
待ち時間は10〜30分くらいでした。午後イチが一番空いていたかな。
オフィスに到着したら、受付番号を受け取って
待っている間に、オフィスに置いてある申込書を記載します。
(公式ホームページにも掲載されています。)
番号が呼ばれたら、申込書をともに後述する必要書類を持って窓口に行きます。
内容に問題がなければ受理され、1週間程度で番号を聞くことができます。
私たちは番号が至急必要だったので、1週間後にオフィスに出向いて
番号を教えてもらいました。
カード自体は、さらに1週間後に送付されるので
急いでいなければ郵送されるのを待てばよいかと思います。
必要書類
- 上記の申込書
- ビザ
- 入国許可証(I-94)
- パスポート(入国のスタンプを確認するため)
- 戸籍謄本(配偶者も申請する場合)
※ビザの種類や時期によって異なる場合があるので、
念のため公式ホームページで確認してみてください。
申込書に記載する「住所」って?
まだお家が決まっていない方もいるかと思います。
その場合は、その旨を伝えるとオフィスの住所で申請してくれます。
(ソーシャルのカードが郵送されるのがオフィスになるので、
受け取りに来る必要が出てきますが)
会社の住所で申請する方もいるそうですが、私たちはNGと言われました。
配偶者はソーシャルを取れる?
取れます!
運転免許の取得、クレジットカードの申し込みなどに必要となってくるので
取ることをおすすめします。
その際には、戸籍謄本を日本から持参してください。
正確には英語の結婚証明書が必要となるのですが、
日本の戸籍謄本を持っていくと、オフィスから日本大使館に
翻訳を依頼して、処理を進めてくれるので問題ありません。
ただし、番号取得には少し時間がかかります。
ソーシャル・セキュリティ・ナンバー取得のコツ
ここでみなさんにお伝えしたいこと、それは
ブログの情報がすべてでない
ということ。
ブログを書いている私が言ってどうするという議論もありますが(笑)、
何を隠そう、私たちは様々な情報に踊らされて大変手こずってしまったのです。
・住所証明(アパートの契約書や公共料金の支払請求書(ビルと言われるもの))がないと申請できない
・番号自体はその場で教えてもらえるので、急がなくてよい
・めちゃめちゃ混むので、何度も足を運ばなくてよいように、全て準備が整ってから行ったほうがよい
などなど。
上記のどれも事実ではありませんでした。(笑)
おそらく、アメリカといっても州によって異国レベルに違っていて、
さらに、担当者によって対応が異なってしまっているのがアメリカの特徴です。
きちんとガイドライン化してほしいところですが・・・
ということでまとめると、まずはトライしてみること。
だめだったら再チャレンジすればよいと思います。
※米国国入国直後はオフィスに入国者情報が届いていない可能性があるので、
数日待ったほうが手続きが早くなるという情報もあります。
その後の手続きにことごとく必要になってくるので、
早い段階で持っていたほうが絶対にいいです。
以上、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーについてまとめてみました。