【コロナ】在宅ワーク7日目。ロサンゼルスの生活から。
先週からロサンゼルスでも外出制限がかかり、1ヶ月間の在宅ワークが始まりました。
私は日本で働いていたころはPCを持ち歩いていたので、「家でも仕事ができる」という環境は特段新しいことではないのですが、完全に在宅しかもそれが1ヶ月となると・・・ちょっと未知の領域です。
本日で7日目。ここまで感じたことをまとめてみました。
在宅ワークで感じたこと
普通に仕事できます
業務量が変わらない限り、やることは同じですな。少しのんびりしようと企んでいたわけではないわけではないのですが、いつも通りの業務であります。
ただ、近くにいる誰かに突然仕事をお願いされたり、質問されたりという時間がなくなるので、作業系の業務はむしろ効率が上がっています。
コミュニケーションも問題なし
この時代、社内コミュニケーションツールをお使いの方も多いと思いますが、在宅ワークには本当にありがたい!
ちょっとしたことならチャットでカジュアルに聞けちゃうし、在席中かどうか等のステータスもわかるので、タイミングを見失うこともありません。複数拠点でもミーティングも全く問題なし。
こうしたツールは在宅ワークにはマストと言えそうです。
強いて言えば、我が家では夫と私が並んで在宅ワーク中なので、お互いに電話やミーティングのタイミングがかぶると、声が響くので若干ややこしいことになります・・・
移動時間ゼロ分、最高です
在宅ワークの一番のメリットかもしれません。
早起きして、メイクして着替えて車に乗って、渋滞の中やっとのことでオフィスに通っていた時間が、全て睡眠と化したのです!!そのおかげで小学生レベルに寝てしまうので、これは寝過ぎだと思い、最近は朝のランニングを始めました。
業務終了後も、すぐに夜ご飯の支度に取り掛かれるので、とっても効率的。
全体的にフリータイムがものすごく増えました。
首と肩にキテます
我が家にはディスクワーク用のスペースはないので、ダイニングテーブルとイスを使っているのですが、一日8時間そこで仕事をすると身体が痛くなってきます。
在宅ワークするスペース問題を抱えている方、結構多いのでは・・・?
水、飲み過ぎです
お家にいると、水の消費がものすごく増えます。人間ってこんなに水を飲むのかと驚かされます。水、ティー、コーヒーと、飲み続けていますからね・・・
水以外にも、ティッシュやキッチンペーパーや、日用品がどんどん減ります。小さいことなのですが、最近は生活必需品が品薄なので、意外と重大な問題だったりします。
スッピン部屋着です
すみません。楽すぎて社会復帰が不安です。
ちゃんと仕事はしているのですが、外見への気配りが減ってからというもの、なんだかフォルムがふわっとしてきたように感じます。もっとストレート言うと、太りました。笑
ちゃんとランニングやストレッチもしているし、食べすぎてもいないのですが、なぜでしょう・・・緊張感や刺激のない環境にずっといるとふわっとしてきちゃうんでしょうね。
最後に
残り、あと2週間半。また気付きがあったらご報告したいと思います。
それではみなさん、引き続き健康第一で頑張りましょう。
外国人であるということ【コロナパニックのアメリカに住んでいます】
現在、アメリカでは爆発的に感染者数が増えており、こちらロサンゼルスでも1ヶ月間の外出制限が出ています。日本のニュースでも大きく取り上げられているのでしょうか、日本の家族や友達が心配して連絡してくれました。
以前もロサンゼルスの状況について記事を書きましたが、もはや一日単位で状況が変わってきています。
aroundthecorner.hatenablog.com
外出制限
まず、外出制限。
生活に必要なものの買い出し以外は、基本的に外に出てはいけないというものです。そして外出の際には、人と6フィート(180センチくらい)離れなければなりません。そんなの守れないでしょ?と思っていましたが、実際に警察にお叱りを受けている人もいるようなので、気をつけます・・・
スーパー・ドラッグストア・レストラン(テイクアウトのみ)以外はお店も会社も閉まっていて、街が閑散としています。
スーパー
一時期すっからかんになっていたスーパーですが、現在は品揃えが戻りつつあります。必要なものは十分に手に入るようになりました。
ただし、入り口前で入場制限をかけていて、店内で人が密集しないように対策をとっているので、入店前に多少は待たなければなりません。
屋外
ビーチやトレッキングも閉鎖されたとのこと。さらに、私たちの憩いの場であった、近くの公園のバスケットボールコートまでも、ゴールが外されてしまいバスケができなくなってしまいました。
うちにはお部屋にミニバスケゴールとミニボールがあるのですが、夫が一日に何度も遊ん・・・練習しているのでお家が壊れそうです。笑
会社
会社はというと、在宅ワークに切り替わりました。私たちも夫婦でお家から働いています。せっせと机やら椅子やらテレビやらを動かし、レイアウトを変更して、PCがおける場所を確保し、なんとか快適に仕事ができるように整えることができました。
さて、そんな訳で私たちは元気にやっています。
「外国人」である自分
一方で、これをきっかけに、自分がアメリカにおいて「外国人」であることを実感せざるを得なくなりました。
例えば、
- コロナがきっかけでアジア人差別が激しくなった(これは人種の話ですが)
- 駐在員・留学生などが、自国に帰らなければらなくなった
こうした緊急事態で、まず守るべきはアメリカ市民権を持つ国民という訳です。
そうなると、私たちはどうなるのでしょう・・・?
なにかと不利です
外国人であるということは、不利なことが多いです。
コロナは関係ないですが、例えば何かトラブルに巻き込まれたとき、母国語が英語の人と、私たちの英語では、まぁ勝ち目はないですよね。
仕事においても、会社にビザをサポートしてもらえないとそもそも働けません。それでも雇ってくれる会社というのは限られるし、場合によっては厳しい労働条件を突きつけてくる会社もあるそうです。
外国人は社会的信用度が低いので、お家を買ったり、大きな買い物をするのにローンを組むのも大変らしい。
現実は厳しいなぁ・・・
最後に
もやっとすることもたくさんありますが、アメリカに住んで得られるものはそれ以上だと思っています。
優しくて明るい周りの人たち、大自然、スポーツ・エンターテイメント、ゆるさ(カジュアルさ)、気候(ロサンゼルスの)などなど、今のライフスタイルはこれまで感じたことがないくらいに心地よいのです。
そんな訳で、私たちはここでゆるく頑張りたいと思います。